数年前、他所の男性セラピストさんで前世療法を受けていました。
当時、自身への様々な疑問やコンプレックスに悩み続けていたからでした。
セッションで、私は映像として出てきたロウソクから『知ったら辛いよ、苦しむよ』と、頭の中にはっきりとメッセージを受け取り、私自身の身体もガクガクと震えが止まらなくなり終了したのを、今でも覚えてます。
昨年から職を転々として、その中でも自分の進みたい職業が明確になってきたにも関わらず、その職業が女性の狭き門である現実、私自身が適性のなさがはっきりしていることの理想現実のギャップ、不安からくる自信喪失、もどかしさや苛立ち、その他もろもろの葛藤が折り重なり、更に、毎晩五感すべて鮮明でゆすぶられるリアルな実体験の夢の世界の展開続きで心身ぼろぼろになってしまいました。
これではいけない、でもどうしたら良いのか、どうすれば良いのか分からず・・・。
とにかく現状打破するためのヒントが、前世にあるのならば・・・との想いでセラピーを受けることにしたのです。
仕事の都合上、休みが取れず予約から実際のセッションまで少し日にちがあきました。
予約を入れたことで、心の中に落ち着きが生まれたのか、夜の夢の世界の頻度が随分減ったようです。
≪年齢退行≫
真っ暗闇、水の中のイメージがぶわっと身体を包み込みました。
そして、大きな心音とかすかな心音が響くような感覚、かすかな心音は私のであるとの確信を不思議に持っていました。
「どこにいますか?」との問いかけに、私は「水の中・・・母の胎内」と答えていました。
水の中にいる私が、小さな小さな私が、心拍を打つたびに波紋を描く様を映像で捉えてました。
すでに、この時点で幼少時でもなく、胎児のワタシに出会うことになりました!
・・・本当に驚きました!
私は母の羊水の中で、すでに「生まれたくない」想いを抱いていた・・・。
母の得体の知れない不安をキャッチし、羊水の中のワタシ(周期もまだ早い時期)は生を受けた喜びを感じてないこと、母が私を最高の不安の中で宿し重い気持ちを抱き続けたことを知ってしまいました・・・。
実際に、乳児の私は母からの母乳を強く拒み、夜鳴きと夜間の大暴れは3歳前後まで続いたんだそうですが、それがなにか関係しているのでしょうか?
次に、そこからの私は胎外にでて現生へ。
箱の中に一人、白いワンピース姿の女の子の私が映像としてポンと浮かび上がりました。
「何歳くらい?」との問いかけに、私の頭の中に【6】という数字が飛び出しました。
とたんに「6歳」と答えてる自分がいました。
箱の表面を確かめるために、壁に手を触れます。
すると、音楽室の防音加工特有の凹凸のある合皮素材の肌触りを確認すると、とたんに、音楽ホールのような講堂へ映像が広がり、そこであたりを一人見渡す私がいました。
誰を待っているわけでもなく、何をするわけでもなく、そこで「どうしてここにいるの?」と一人立ち尽くして見渡しているのでした。
行った記憶のない、見た記憶のないこのホールで、私は一体?
他所でのセッションのときにも、箱の中でただ一人人形のようにぐるぐると廻っている映像があったのを後日思い出しました。
そして、また違うシーンへ。
フランス人形のような衣装に身を包んだ七五三お祝いの、3歳の私の姿がぽんと浮かび上がりました。
3歳のときの私は、生家のアパートの中に誘導されました。
ここでも・・・私は一人でした。
家族がいるはずのその家には、誰の姿もありませんでした。
つまらない想いでいっぱいになっていました。
家族のいる場所への誘導に、頭の中に滝の情景が広がり音も聞こえてきました。
そこには、父と母、兄がいました。
家族のことの問いかけに、自分でも信じられない・・・でも、知ることになりました。
「父はキライ、暴力を振るうから、母に」
なにもできないでいるこの頃の私は、隣の部屋に隠れて震えていました。
でも、暴力を振るわれている母の姿に、私はこんな感情を懐いていただなんて・・・。
「母はキタナイ」・・・と。
何故との問いかけに、「被害者なのに被害者じゃない顔して、他の大人たちの前では何もなかったかのように笑っているから、キタナイ」と涙を流しながら答えてました。
父を殺したい、離婚して欲しい・・・小さな身体に心は傷をしっかり刻みつけていました。
3歳児の私は、今の私を上目遣いに口をくわえて見上げていました。
傷を負った3歳児を抱きしめた今の私は、抱きしめてあげて、そして飴玉と石をあげました。
恐る恐る口に飴玉を含み、小さな石を小さな両手にぎゅっとにぎりしめ、ほほを赤く染めて恥ずかしげに微笑んで、うれしそうにした顔が印象的でした。
3歳前後の実際の私はというと、自閉症児だったそうです。
私にはそのときの記憶はありませんが、ご近所のおばさま方から指摘を受けた母が未発達児童訓練センターに通いつめたと聞かされてました。
≪前世療法≫
前世の私は、男性でした。
日本ではないと確信できるなにかが私の中にありました。
夕陽か朝日のかかる山すその綺麗なふもとで、農耕で生計を立てるまだ若き男性でした。
周囲には誰もいません。
私一人だけでした(ここでも一人なんだと妙な感心をしていました)。
おだやかな空気の流れるその山に、「自由で束縛されないこの時間が幸福」と語る男性の私は、本当に気持ちよい心地になっていました。
時は過ぎ、男性も40歳代。
他人所有のカントリーハウスが現れて、その建物が、男性の私がまるでそこにいるかのような感覚に襲われました。
年齢退行のときのように、映像やメッセージがぽんと飛び出すことはなく、写真がパラパラ漫画のように映像が展開して行き、それを読み解くような感じの前世体験になりました。
そこに登場する私自身(男性)も、その他の人物の会話もなく、言うなれば、無声映画そのものでした。
カントリーハウスのなかの一枚板の大きな机に、三人の人間。
長い白髭の老人男性と、隣に小太りの初老の女性。
老人男性の対面に顔のはっきりしない男性が座り、なにか話し合いをしている様子。
人間関係がはっきりしないが、会話の内容は聞き取れずだが、深刻そうだ。
しばらく、離れた位置からことの行方を見守っているが、私は関わりたくないと同席をするのを避けている。
そのうち、耐えられなくなり、隣の部屋へと逃げるように身を隠す。
早く終わってくれと祈る私だったが、話し合いは決裂したようで、老人と顔の見えない男性が取っ組み合いのケンカを始めたようで、仕方なく戻り仲裁に入る。
激高した老人の手にはナイフが握り締められて、仲裁に入った私が腕を切りつけられる。
顔のはっきりしない男性によって、老人がナイフで顔をぐちゃぐちゃにされてしまった。
きり付けられた腕の痛みも感じず、顔のぐちゃぐちゃな姿も、なんの感情もわかず、ただじっと眺めてる自分が、気がふれたのかとさえ想ったほどに冷静で・・・。
この前世の臨終は・・・生き埋めにされた無残な最期でした。
埋められた土の冷たさと重さと、息苦しさを生身の身体も感応したのか、このときには恐怖で本当に足が震え、心拍数が上がるのを感じていました。
誰に埋められたのか、他人から裏切られて生き埋めにされたようでした。
はやくだして。助けて。苦しい。
そんな前世の彼の姿に現世の私は、何を贈ることもできず、言葉をかけることもできず、彼自身も拒否してるかのように思えて、私自身が辛くなってしまいました。
私の前世からのメッセージは、「他人を頼るな、自分を信じて生きろ」でした。
終わると、しばし談話。
私という人間は、自分が想う以上に深い傷を子供時代に負っていること・・・。
自分が心から幸福だと感じる環境を認識し、メッセージを受け取ることができた、良い機会となったのは言うまでもありません。
ありがとうございました。
変化はすぐに訪れました。
治美さんにはお話しましたが、自分の臨む職業のための資金作りに、バイトをいくつもかけもちしてます。
セッションを受けてから翌日、メッセージを意識しながら仕事をする事にしました。
すると、2日後、私の中で矛盾と葛藤で心身ともに疲れ果てていた職場で、社員が言い放ったひどい一言で退職を決意。
現在、本部の方にかけあい、今後の事の連絡を待っている状態です。
自分を信じてあげなきゃ、自分の中にある信念を貫いてあげなきゃ、進むべき道も自ら閉ざしてしまいますよね。
あれからすぐに、以前からの興味のあったレイキの講習を、思い切って受講することにした次第です。
いずれ、お勧めいただいていたインナーチャイルドセラピーも受けてみようと想っています。
その機会にはよろしくお願いいたします。